
『QuaVoice』
音声案内放送を多言語化『QuaVoice』
「QuaVoice」は、鉄道駅のプラットホームやコンコース内への音声案内放送を多言語化する、カンノ製作所様が提供する音声放送システムです。日本語の放送内容を3か国語(英語、中国語、韓国語)にリアルタイムで自動翻訳し、音声再生を可能にするものです。
既存の放送設備にタブレットの音声出力をつなぐだけで導入できるため、海外からの観光客増加に伴う案内対応をスムーズに実現可能です。

公共交通機関を利用される方が増加・多様化する中で多言語での案内放送が必要とされています。一方、マルチリンガルな案内が可能な人材は希少であり、その業務を人手で賄うことの難しさがありました。
また、自然災害等の発生により、ネットワークの利用が困難な場合においても利用客の安全を考慮し、安定した案内放送が求められていました。
そこでフィートは、音声翻訳技術を活用して日本語を起点とした多言語への案内放送ができるアプリケーションを開発しました。
さらに、小型 PC に音声翻訳サーバを構築するクローズドな構成とすることで、インターネット接続不要でセキュリティ面でも安心してお使いいただけるシステムを構築しました。